二宮清純コラム プロ野球ガゼット

2020年3月24日(火)更新

15:00

SBスチュワートJr.、MLBドラ1の片鱗
剛腕の代理人が目論む逸材の「逆輸出」

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 やはりモノが違うということでしょうか。米国からやって来た福岡ソフトバンクの2年生右腕、カーター・スチュワートJr.投手が20日に行われた千葉ロッテ戦で、練習試合ながら1軍初登板を果たしました。5回を投げ、被安打3でわずか1失点。5四球と制球に課題を残したものの、自慢のストレートは154キロをマークするなど上々のデビューでした。

球は速くても荒削り

 初登板を終えたスチュワートJr.投手、満足げな表情でこう語りました。

「初回は緊張していたけど、段々と落ち着くことができた。良いボールを投げれば1軍のバッターを相手にしても抑えられることが分かったのが収穫です」

 工藤公康監督も頬を緩めていました。

「次も(上で投げる)チャンスがあるかもしれないね」

 オー・ガリー高(米フロリダ州)出身のスチュワートJr.投手は昨年5月、ソフトバンクと6年総額700万ドル(約7億6300万円)の大型契約を結びました。身長198センチ、体重101キロの偉丈夫。真っ向から投げ下ろす最速158キロのストレートが持ち味です。

 注目を集めたのが彼の経歴です。18年にメジャーリーグのセレクション(ドラフト会議)でブレーブスから一巡目指名(全体8位)を受けました。一巡目指名を受けた選手がメジャー球団を経ることなく、NPB球団と契約するのは史上初めてのことでした。

 ブレーブスとの契約が合意に至らなかったのは、契約前のメディカルチェックで手首に故障が見つかり、契約金が低く抑えられたからでした。それでも翌年(19年)もドラフト上位指名が確実視されていただけに、それを蹴っての日本行きは日米球界に衝撃を与えたものです。

 19歳は入団会見で来日を決断した理由をこう述べました。

「手首のケガはもう完治していて問題ない。日本の野球はレベルが高く、またファームなどの施設も充実していたので日本行きを決意しました」

 158キロを記録したといっても、昨年はストライクを取るのに四苦八苦していました。3軍戦で4勝をあげたものの、制球難から四球を連発し、自滅するケースが多々見受けられました。6年という長期契約には「育てる」という意味が多分に含まれています。

 契約直後、旧知の日本人メジャーリーグ・スカウトに、なぜ、これほどの大器が日本にやってきたかについて聞きました。

「マイナーリーグのコーチは、ピッチャーの守備や牽制についてほとんど教えることがない。19歳といえば、球は速くても荒削りで、細かい技術は身についていないはず。それを日本で教えてもらい、一本立ちした6年後、メジャーリーグの球団と好条件で契約を結びたいのではないか。6年後といっても、その時、スチュワートJr.はまだ25歳。そこから、いくらでも稼げますよ」

日本球界の育成能力

 さらには、こんな裏事情も。

「この契約には代理人のスコット・ボラスの意向が強く反映されていると思われます」

 スコット・ボラス氏といえば、日本では松坂大輔投手(埼玉西武)の代理人として知られています。メジャーリーグではタフネゴシエーターとして、各球団から一目置かれる存在です。06年オフ、ポスティング制度を使ってメジャー移籍を希望した松坂投手を射止めたのは、入札金5111万1111ドル11セント(約60億円)を提示したレッドソックスでした。その交渉を担ったのがボラス氏。剛腕ぶりがクローズアップされたものです。

 当初、松坂投手の入札額は20億円前後と言われていました。それが3倍の60億円ですから、松坂投手も面食らったことでしょう。

「60億円は想像よりはるかに上でした。聞いたときにはしばらく信じられなかった。それだけ期待されていると思うと、うれしい反面、プレッシャーもあります」

 ボラス氏は松坂投手を皮切りに、中島裕之選手(宏之・巨人)、菊池雄星投手(マリナーズ)らの代理人も務めました。彼らとコミュニケーションをとっているうちに、やや教え過ぎのきらいはあるものの、日本球界の育成能力の高さに目を付けたのではないでしょうか。

 そういえばメジャーリーグにも造詣の深い権藤博さんが、こんなことを語っていました。

「昔、教育リーグを見に行ったときに気が付きました。アメリカと日本では教え方に違いがあります。なんでもかんでも教える日本に対し、アメリカは聞きに来たら教えるというスタンス。自分でコツをつかむまで見守ってやるのが向こうのコーチの仕事なんです」

 過去、MLBドラフトの一巡目選手がやってきた例はドン・シュルジー投手(全体11位、オリックス)、ブライアン・バリントン投手(全体1位、広島など)、グレッグ・レイノルズ投手(全体2位、西武)、テイラー・ヤングマン投手(全体12位、巨人)らいくつかあります。しかしスチュワートJr.投手のようなトッププロスペクトがまっさらな状態でこの国にやって来たのは初めてです。

 米国でも将来を期待された大器が日本で花開き、メジャーリーグに“逆輸出”する日は、そう遠くないかもしれません。契約こそ6年ですが、剛腕のボラス氏のこと、MLBの球団が残りの契約ごと買い取るスキームも、おそらく考えていることでしょう。新しいビジネスモデルが生まれるかもしれません。

K.Ninomiya二宮清純

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二宮清純

国内外で幅広い取材活動を展開し、独自の視点からスポーツジャーナリストとして切れ味のよいコメントを繰り出す。毎週火・金更新。

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