ショートトラックの勝敗はタイムではなく着順で決定する。
選手1人1人のテクニックはもちろんのこと、戦術やメンタル面も重要視される。
レース中の駆け引きが順位を大きく変えると言っても過言ではない。
平昌五輪で6個のメダルを獲得した韓国は実力上位。
女子の「3000mリレー」では3連覇の期待がかかる。
その中の1人であるチェ・ミンジョンは前大会で2度目の金メダルを手に入れ、現在の500mオリンピック記録保持者。
しかし、イタリアのアリアンナ・フォンターナも負けてはいない。
過去4大会で8個のメダルを獲得している、まさにオリンピックの申し子。
この2人のメダル争いに加え、中国やカナダ、オランダの戦いぶりも見ものだ。
日本は男子が宮田将吾、吉永一貴、小池克典、菊池耕太の4人、女子は菊池純礼、神長汐音、菊池悠希の3人、計7人が代表選手として出場。
女子のエースとして注目を浴びる菊池純礼は、「混合リレー」と「個人種目」でメダル奪取を目指す。
競技種目一覧
(男子)500m
1000m
1500m
5000mリレー
(女子)500m
1000m
1500m
3000mリレー
(混合)混合リレー
出場日本人選手一覧
(男子)吉永 一貴(500m、1000m、1500m、5000mリレー、混合団体/愛知県/平昌)
菊池 耕太(500m、1000m、1500m、5000mリレー、混合団体/長野県/初出場)
宮田 将吾(500m、1000m、1500m、5000mリレー、混合団体/大阪府/初出場)
小池 克典(500m、1000m、1500m、5000mリレー、混合団体/長野県/初出場)
(女子)菊池 純礼(500m、1000m、1500m、混合団体/長野県/平昌)
菊池 悠希(500m、1000m、1500m、混合団体/長野県/平昌)
神長 汐音(500m、1000m、1500m、混合団体/長野県/平昌)