スピードはもちろんのこと、体力がないと上位に食い込むことができない過酷な競技。
オーストリア勢が強く、これまでに100個以上のメダルを獲得している。
そんな中で、今回注目されるのはアメリカの女性スキーヤー、ミカエラ・シフリン。
過去のオリンピックで2回金メダルを獲得している実力者で、ワールドカップや世界選手権で何度も優勝するなど、輝かしい経歴を誇る。
平昌五輪同様、「大回転」「複合」「回転」の3種目に出場予定で、どの種目でもメダル獲得が期待されている。
北京五輪の派遣基準を満たしている日本の安藤麻は、2021年2月に行われた世界選手権の女子回転で日本勢として過去最高の10位に入るなど、成長著しいスキーヤーの1人。
平昌五輪や3度の世界選手権出場などの経験を生かし、トップクラスを脅かす存在になってほしいところ。
男子はマチュー・フェーブル、アレクシ・パンテュローのフランス勢とビンセント・クリヒマイヤー、マティアス・マイヤーのオーストリア勢が有力候補だ。
競技種目一覧
ダウンヒル(滑降)
スーパーG(スーパー大回転)
ジャイアントスラローム(大回転)
スラローム(回転)
アルペンコンバインド(アルペン複合)
混合団体
出場日本人選手一覧
(男子)小山 陽平(男子スラローム(回転)/石川県/初出場)
(女子)安藤 麻(女子ジャイアントスラローム(大回転)、女子スラローム(回転)/北海道/平昌)
向川 桜子(女子ジャイアントスラローム(大回転)/秋田県/初出場)