年賀状お役立ちコラム仕事関係で年賀状を出す範囲は?
喪中でも、仕事関係には年賀状を出すの?
●自分が喪中の場合
喪中であることを知っている社内の人たちには、喪中葉書でもかまいません。しかし、亡くなった方が仕事と関係がない場合には出すべきと判断しましょう。
特に、取引先との年賀状のやりとりは、法人と法人の付き合いです。基本的に法人に喪中はないので、例年どおり、年賀状を出すべきです。
●取引先の社長が亡くなったら?
基本的に、法人には喪中はありません。このため、年賀状は出してかまいません。
ただし、家族経営などの場合、先方から会社として喪中葉書が届くこともあります。その場合は、年賀状を出すのは控えます。
会社へ送るときの敬称のつけ方
●個人につける敬称は基本的に「様」
担当者宛に出す場合は「様」をつけます。
【例】
△△△△株式会社 営業部 ○○○○様
●会社宛の敬称は「御中」
担当者宛ではなく、会社宛や部署宛の場合は「御中」をつけます。
【例】
△△△△株式会社 御中
△△△△株式会社 営業部御中
◆注意!
株式会社や有限会社を略して(株)や(有)とするのはマナー違反です。また、担当者宛ての場合は、会社名に「御中」はつけません。
【例】
○「△△株式会社 ○○○○様」
×「△△株式会社御中 ○○○○様」
●役職を書く場合
担当者宛で役職を書く場合は、名前の上にやや小さめに書きます。
【例】
○「△△株式会社 部長 ○○○○様」
×「△△株式会社 ○○○○部長様」
◆注意!
取引先の担当者の部署が異動していたり、肩書きが変わっていることもあります。しばらく会っていない場合は、事前にメールの署名などで確認しておきましょう。
プライベートで親しい間柄であれば、多少の失礼は許されるかもしれません。しかし、仕事の関係者には、くれぐれも失礼のないよう注意してください。