年賀状2025 無料デザイン素材集(巳) - J:COM

年賀状お役立ちコラム今さら聞けない年賀状の基本マナー

 「年賀状」は、新年を迎える際のあらたまったご挨拶。いつもお世話になっている方、親しい間柄ながらもご無沙汰している方などに、お付き合いいただいていることへの感謝の気持ちを伝え、さらに今後も変わらない関係を築いくために、心を込めた「年賀状」を送りましょう。

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年賀状の文面の基本構成

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①賀詞

年賀状の場合は文頭に、「謹賀新年」「あけましておめでとうございます」など、新年を祝う「賀詞」をほかの言葉よりも大きめに書きます。

②挨拶や感謝の言葉

無事に新年を迎えられたことを慶ぶ言葉や、日ごろのお付き合いいただいていることへの感謝の気持ちなどを書きます。
【例】
「健やかに新年を迎えられたことと存じます」
「旧年中は大変お世話になりありがとうございました」
「昨年はいろいろお世話になりました」(親しい相手に)

③今後のお付き合いや指導を願う言葉

これまでと変わらないお付き合いや、指導や支援をお願いする言葉を書きます。
【例】
「本年もどうぞよろしくお願いいたします」
「本年も変わらぬお付き合いのほどお願い申し上げます」
「本年もご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます」
「本年も一層のお引き立てのほどよろしくお願いいたします」
「今年もどうぞよろしく!」(親しい相手に)

④相手の幸福や繁栄を祈る言葉

相手の幸福や健康、繁栄を祈る言葉を書きます。年賀状の本来の意味を踏まえれば、これがいちばん大切な言葉といえます。

【例】
「皆様のご多幸とご健勝を心よりお祈り申し上げます」
「御一同様のますますのご繁栄を祈念いたします」
「ハッピーな一年になりますように!」(親しい相手に)
「皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます」
「貴社のますますのご発展と社員の皆様のご活躍を祈念いたします」

⑤年号・日付

日付は「平成〇〇年元旦」のように、年号から書きます。「20XX年1月1日」のように、西暦でもかまいません。

◆注意!
年賀状は元旦(1月1日)に届くよう出すのがマナーです。
年賀状の受付開始は12月15日で、元旦に届くようにするためには、12月25日までに投函することが望ましいとされています。しかし、地域や交通事情、天候などによっては集配に遅れが出ることがあるかもしれません。ギリギリになって心配するよりも、余裕をもって準備しましょう。
やむを得ない事情で出すのが遅くなってしまい、元旦に届かないと思われる場合は、「正月」あるいは「一月」などとします。

⑥住所・氏名

差出人情報は、表面(宛名を書く方)か文面のどちらか一方に入れます。
裏面に差出人情報を入れる場合は、郵便番号も忘れずに記載しましょう。

ワンポイント

年賀状には、一般的な手紙や葉書のように、「拝啓」などの頭語や「敬具」などの結語、冒頭の時候の挨拶は不用です。 また、①の賀詞は必須ですが、②③④についてはすべての要素を入れる必要はありません。賀詞はほかの文章より少し大きめの文字で書くと、全体のバランスが整います。 なお、年賀状はあくまでも年頭のご挨拶なので、具体的な要件は書かないのが、基本のマナーです。

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