年賀状お役立ちコラム年賀はがきの値段はいくら?
値上げの背景について解説

年賀状の準備をする際に、はがきの購入費用がどのくらいになるか気になるところです。2027年用の年賀はがきは、無地・インクジェット紙ともに1枚85円で、2025年用から価格は変わっていません。
今回は、2027年用の年賀はがきの値段や種類、2024年10月に実施された郵便料金の値上げ、年賀状を送る際のポイントなどについて紹介します。
年賀状は2024年の郵便料金変更に合わせて値上げ

郵便サービスの安定的な提供を維持するため、2024年10月1日から郵便料金が値上げされました。これに伴い、2025年用の年賀はがきから価格が引き上げられ、通常の年賀はがきは1枚85円となりました。2027年用の年賀はがきも、通常価格は1枚85円です。
ここでは、年賀はがきの値段や主な郵便料金、値上げの背景について確認していきましょう。
2024年10月より郵便料金が全体的に値上げ
2024年10月1日の郵便料金改定により、第二種郵便物である通常はがき(※)の料金は63円から85円に引き上げられました。これに伴い、2025年用の年賀はがきから価格が85円となり、2027年用も同じ価格です。
2017年6月1日の郵便料金改定では年賀はがきの料金は据え置かれましたが、2024年10月の改定では年賀はがきも値上げの対象となりました。
※通常はがき
重さ:1枚あたり2gから6g以内
サイズ:最大で長辺15.4cm×短辺10.7cm・最小で長辺14cm×短辺9cmの長方形の紙
郵便料金価格一覧
2027年用の年賀はがきは、2026年11月2日から郵便局などで販売されます。主な種類と価格は以下のとおりです。
| 種類 | 重さ | 値上げ前 (9月30日以前) |
値上げ後 (10月1日以降) |
|---|---|---|---|
| 通常はがき | 63円 | 85円 | |
| 定形郵便 | 25g以内 | 84円 | 110円 |
| 50g以内 | 94円 | ||
定形外郵便(規格内)
|
50g以内 | 120円 | 140円 |
| 100g以内 | 140円 | 180円 | |
| 150g以内 | 210円 | 270円 | |
| 250g以内 | 250円 | 320円 | |
| 500g以内 | 390円 | 510円 | |
| 1kg以内 | 580円 | 750円 | |
| 速達 | 250g以内 | 260円 | 300円 |
| 1kg以内 | 350円 | 400円 | |
| 4kg以内 | 600円 | 690円 | |
| 特定記録郵便 | 160円 | 210円 | |
| 一般書留・現金書留 | 480円 | ||
| 簡易書留 | 350円 | ||
| レターパックプラス | 520円 | 600円 | |
| レターパックライト | 370円 | 430円 | |
| スマートレター | 180円 | 210円 | |
2024年9月2日から、差額に対応した郵便切手が販売されています。そのため、旧料金のはがきやレターパックに差額分の切手を貼付すれば引き続き使用可能です。また、郵便局では旧料金のはがきやレターパックを新料金のものに交換することもできます。ただし、交換時には差額と手数料が必要です。
年賀状が値上げしている背景
年賀はがきの値段や郵便料金の値上げの背景には、郵便サービスの安定的な提供を維持するための費用が必要であるという事情があります。
全国各地に郵便物を届けるには、大規模なコストがかかります。特に、郵便物の仕分けや集配などの人件費が全体の3分の2を占めており、これらのコストを削減するのは容易ではありません。また、輸送コストや物価の上昇により、全体のコストがさらに増加しています。
さらに、郵便物の量は2001年度の263億通をピークに減少を続け、2023年度は136億通にまで減少しました。その結果、郵便物1通あたりのコストが増加し、日本郵政は営業赤字に陥っています。
このような背景から、郵便サービスを維持するために郵便料金が値上げされたのです。
年賀状の種類と値段

2024年11月1日から郵便局などで販売されている年賀はがきには、いくつかの種類があります。ここでは、それぞれの年賀はがきの特徴と値段について紹介します。
無地年賀状
手書きやレーザープリンターでの印刷に適している年賀はがきです。価格は1枚85円です。2027年用は、料額印面に冠雪した富士山と雪持ち南天、消印部分に三日月、くじ部分に早咲き桜が描かれ、「雪月花」が表現されています。
無地年賀状(インクジェット紙)
インクジェットプリンターでの印刷に適した年賀はがきです。価格は1枚85円です。2027年用は、料額印面に羊が羊毛フェルトを楽しむ様子、消印部分に毛玉とニードル、くじ部分に完成した羊の人形が描かれています。
寄付金付絵入り年賀はがき
通信面にイラストが入った年賀はがきで、全国版と地方版があります。価格は寄付金5円を含む1枚90円です。2027年用の全国版には、宝袋を載せた松竹梅文様の羊の置物など、縁起物を取り入れたデザインが採用されています。
広告付年賀はがき
一部地域で限定販売される、企業などの広告が掲載された年賀はがきです。広告が入るため、販売価格は通常より5円安い1枚80円です。
年賀状を送る際に知っておきたい4つのポイント

年賀状を送る際に押さえておきたいポイントを4つ紹介します。
一般的なはがきを年賀状として使える
年賀はがき以外の官製はがきやポストカードを年賀状として送ることは可能です。その場合、宛名面に赤字で目立つように大きく「年賀」と書きましょう。
一般的に「年賀」は切手の下に縦書きで記載します。「年賀」の文字がないと普通郵便として扱われ、投函時期によっては年内やお正月を過ぎて配達される可能性があるため注意が必要です。
また、日本郵政では年賀郵便切手を販売しています。普通切手でも年賀はがきと同じ時期に投函してもらえますが、年賀郵便切手を使用すると、お正月の雰囲気がより高まるのでおすすめです。なお、年賀郵便には、通常の年賀郵便切手と寄付金付お年玉付年賀郵便切手があります。
間違えて購入した場合は交換ができる
年賀はがきを誤って購入した場合、当年度発行の年賀はがきであれば、郵便局で無料交換が可能です。
また、書き損じた年賀はがきは、所定の手数料を支払うことで、新しい年賀はがきや普通切手などに交換してもらえます。さらに、近親者の不幸により服喪中で年賀はがきを使用できなくなった場合は、無料で普通切手などに交換することが可能です。
ただし、切手部分が汚れていたり破損している場合は、交換できない場合もあるため注意が必要です。
年賀状が取り扱われる期間
2027年用の年賀はがきは、2026年11月2日(月)9時から2027年1月15日(金)まで、郵便局などで販売されます。人気のデザインや地域限定の商品は売り切れる場合があるため、早めに確認すると安心です。
お年玉付き年賀状の取り扱い
2027年用のお年玉付年賀はがきには、1等「現金30万円」、2等「賞品カタログギフト」、3等「お年玉切手シート」が用意されています。抽せん日は2027年1月25日(月)、賞品の引換期間は2027年1月26日(火)から7月26日(月)までです。当せん本数などの詳細は、日本郵便の公式情報をご確認ください。
【お年玉賞品】
| 等級 | 内容 |
|---|---|
| 1等 | 現金30万円 |
| 2等 | 商品カタログギフト |
| 3等 | お年玉切手シート
85円切手と110円切手のシート式切手シート |
