年賀状お役立ちコラム年賀状の値段はいくらになった?
値上げの背景について解説
年賀状に関する最近の動向
年賀はがきの発行枚数は減少傾向にありますが、どのような背景があるのでしょうか。ここでは、今後の年賀はがきの動向予測も含めて解説します。
発行枚数は年々減少傾向にある
年賀はがきの発行枚数は年々減少傾向にあり、2024年用は14億枚となっています。2004年の44億枚をピークに2010年以降13年連続で減少しおり、2025年用の年賀はがきの発行枚数は10億7000万枚とピーク時の4分の1を下回る見込みです。
発行枚数減少の原因には、SNSやメールなどのデジタルツールの発展により、年賀状以外で新年の挨拶をする方が増えていることが考えられます。
値上げによりさらに枚数が減る可能性が高い
年賀はがきの発行枚数は、今後さらに減少する可能性が高いと予測されています。年賀はがきや郵便料金の値上げにより需要が低下しているだけでなく、SNSや電子メールを利用して、新年の挨拶をする方が増えたことが要因です。
また、企業間ではコスト削減や環境への配慮から、年賀状を廃止する動きが広がっています。そのため、今後も年賀はがきの発行枚数は減少を続けるでしょう。
紙の年賀状に代わるサービスを紹介
年賀はがきに代わって、デジタルで新年の挨拶を行う年賀サービスが登場しています。ここでは、代表的なサービスを2つ紹介します。
LINEスタンプでの挨拶
LINEは、文章やスタンプを利用して新年の挨拶を送ることが可能です。
NTTドコモモバイル社会研究所によれば、LINEはスマートフォンや携帯電話の所有者の84.9%が利用しています。そのため、多くの方に新年の挨拶を届けられるでしょう。
LINEでは、お正月向けのスタンプが多数販売されています。J:COMもマスコットキャラクター「ざっくぅ」のお正月にも使える動くスタンプをLINEで販売しています。ぷにぷに感に癒されるかわいいスタンプを使って、新年の挨拶をしてみてはいかがでしょうか。
■「ざっくぅ」のLINEスタンプは下記リンクから!
ざっくぅの年末年始ごあいさつ♪ - LINE スタンプ | LINE STORE
動く☆ざっくぅの冬 - LINE スタンプ | LINE STORE
年賀状メール
年賀状の代わりに、電子メールで新年の挨拶を送る方や企業が増えています。
電子メールは、年賀はがきと比べて手間とコストを削減できる上、予約配信を利用することで指定の時間にメールの送信が可能です。また、メール内にURLを挿入してサイトへ誘導したり、効果測定を行ったり、顧客管理をしたりすることが可能なため、企業間やBtoCの新年の挨拶をメールで送るケースが増えています。
年賀状メールを作成する際は、HTMLメールを簡単に作成できるメール配信サービスを活用すると便利です。
年賀状の値段が変更しているため購入時には気をつけよう
2025年用の年賀はがきは、2024年10月の郵便料金引き上げに伴い、1枚85円になりました。この値上げにより、2024年と比較して年賀状作成にかかる費用が増加する点に注意が必要です。
年賀はがき作成の手間やコストが負担に感じる場合は、LINEスタンプや電子メールを活用して新年の挨拶をしてみてはいかがでしょうか。最近では、年賀状以外で新年の挨拶をすることに抵抗感が薄れてきているため、送る相手に応じて適切な方法を選んでみてください。