年賀状お役立ちコラム年賀状に捨て方ってあるの?
個人情報の取り扱いについても解説
個人情報の書かれた年賀状を回収してもらえるサービス
個人情報が含まれているため、安易に捨てにくい年賀状ですが、安心して処分できるサービスがいくつかあります。その中でも代表的なサービスを2つ紹介します。
書類溶解サービス(郵便局)
東京都内の郵便局で試行されている「書類溶解サービス」は、不要になった年賀状、書類、通帳、日記、手紙、成績表などの処分に適したサービスです。
郵便局の窓口に利用申込書を提出し、届いた専用キットを組み立てて書類を入れて郵便局に持ち込みます。専用箱は、日本郵便指定の溶解工場にセキュリティサービス付きのゆうパックで送られ、到着後すぐに未開封のまま溶解されます。料金は、専用キット発送料・セキュリティゆうパック運賃・溶解処理料を含めて2,880円(税込)です。
専用箱の差出時には、本人確認の書類の提示が必要となります。
公式サイト
市区町村によっては回収してもらえる場合もある
いくつかの自治体では、郵便局と連携して不要になった年賀はがきの回収箱を設置し、再生紙などにリサイクルしているところもあります。お住まいの自治体のホームページなどで、年賀はがきの回収に対応しているかどうか確認してみましょう。
また、一般的に機密文書溶解サービスは法人向けですが、個人向けに機密文書溶解サービスを提供している企業もあります。個人情報の扱いが心配な方は、個人向けサービスを探して利用するのもおすすめです。
年賀状は個人情報が漏れないような捨て方を選ぼう
年賀状の管理や処分に関して、特に決まりはありません。そのため、住所録と年賀状のデータに相違がないか確認し、翌年の年賀状を作成した後であれば、適切なタイミングで処分して差し支えはないでしょう。
年賀状は住所や氏名以外にも、さまざまな個人情報が含まれています。そのため、処分する際は、シュレッダーを使用したり、クラフトテープでしっかりと巻いたりするなど、個人情報が漏洩しないように対策することが重要です。また、ごみとして廃棄する場合には、自治体が定める回収方法に従いましょう。