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J:COMテレビ(J:テレ)では、7/24(土)より「セーリング」「近代五種」「ホッケー」「3x3バスケットボール」「スポーツクライミング」「ゴルフ」「ボクシング」の全7競技を計55時間(予定)放送!
男子は年齢制限のない日本代表を率いる森保一監督が五輪世代の代表監督も兼務し、1968年メキシコ大会の銅以来となるメダル獲得を目指す。前回の2016年リオデジャネイロ大会では1次リーグ初戦を落としたのが最後まで響いたため、いかに大会序盤を勝ち切るかが焦点。
スペインの名門バルセロナの下部組織で育ったMF久保建英は、本来は一つ下の世代のため「飛び級」での参加だが、主力としての活躍が期待される。MF堂安律、DF冨安健洋らはA代表として臨んだ19年のアジア・カップからレギュラーに定着。MF安部裕葵は昨年2月に右脚の手術を受けたが、本番の1年延期でチャンスが出てきた。フル代表と同様に欧州クラブに所属する選手が軸となるが、MF南野拓実やFW大迫勇也がオーバーエージ(OA)枠で選出されれば、メンバー入りは狭き門となる。
五輪の男子サッカーには年齢制限がある上に選手の招集に強制力がなく、世界的な名選手の招集に所属クラブが同意しない例も多い。そのため、大会直前まで戦力が読めず、W杯の強豪とは異なるチームが上位に進出する傾向があるのも魅力の一つ。前回大会で悲願の金メダルを獲得したブラジルは、地元開催のためFWネイマールら世界トップクラスの選手を招集できたが、東京大会に向けた戦力には不安も。18年W杯優勝のフランスは才能のある若い選手が多く、優勝候補の一つに挙げられそうだが、エムバペら世代の実力者を招集できるか。他に身体能力の高いアフリカ勢などにも注目。
女子は高倉麻子監督率いるなでしこジャパンが悲願の金メダルを狙う。澤穂希ら11年W杯で優勝した主力が抜け、前回のリオ大会はアジア予選で敗退した。現在は若手強化と世代交代を進め、18年にはアジア選手権、アジア大会とも制した。1対1の強さやキックの精度でチームを引っ張るDF熊谷紗希や、FW岩渕真奈らが中心。ベテランのDF鮫島彩に加え、若手ではMF長谷川唯ら新旧が融合できるか。
世界を見渡すと、現在は欧州を中心に女子サッカー全体のレベルが上がっている。優勝候補の筆頭は、最多4度の優勝を誇る米国か。オランダやスウェーデンが急速に伸び、イングランド(英国)、ブラジルなども実力がある。前回大会で初の金メダルに沸いたドイツは出場権を逃した。
11人で構成されたチーム同士が争う対戦形式のチーム競技。試合は前後半に分かれており、各45分ずつ計90分を実施する。手以外の体全体、主に足を使って一つのボールを奪い合い、相手よりも多くの得点を挙げられるか競い合う。各チームともゴールキーパー(GK)のみ、決められたエリア内で手が使える。
▽男子16チーム、女子12チームが参加。
▽1チームあたりの登録人数は最大18人。
▽男子は五輪の1年延期に伴い、出場資格を変更。各チームとも原則24歳以下(従来は23歳以下)の選手で構成され、オーバーエージ枠として25歳以上(従来は24歳以上)の選手を最大3人まで選出可能。女子は年齢制限がない。
▽1次リーグは男子が4チームずつ4組、女子は4チームずつ3組に分かれて1次リーグを行い、各組上位2チームが準々決勝に進出する。女子は各組3位の成績上位2チームも準々決勝へ進める。
▽1次リーグでは勝利チームに勝ち点3、引き分けたチームに勝ち点1が与えられ、合計勝ち点の多い順に順位が決定する。勝ち点が同じ場合はリーグ全体での得点数から失点数を引いた得失点差の多い方が上位。同じならリーグ全体の総得点数の多い順となる。それでも並んだ場合は当該チーム同士で対戦した際の勝ち点、得失点差、総得点、リーグ全体での反則ポイントの順に比較し、最後は抽選で決める。女子の各組3位の成績上位2チームは、1次リーグでの勝ち点、得失点差、総得点、反則ポイントが参照され、それでも並んだ際は抽選となる。
▽準々決勝からはトーナメント方式。90分間で決着がつかない場合は前後半15分ずつの延長戦が行われ、それでも同点の場合はPK戦が行われる。
▽準決勝で敗れたチーム同士で3位決定戦を行う。