日本全国津々浦々、各地の“踊り”をご紹介。
日本三大盆踊りや、よさこい、阿波踊り、雀のような仕草から名付けられた”すずめ踊り”など、日本中の魅力的な踊りが集合。
音や振り付けの違いに注目しながらご覧いただきたいものばかり!ぜひおうちでも踊ってみてはいかが?
放送日:8/4(日)17:00〜21:00 生中継
華やかな衣装と元気な笑顔が印象的な「よさこい」踊り。よさこいといえば高知県の祭りが思い出されるが、よさこいは戦後の経済復興や地域活性化のため始まったイベントとして全国に広がり、今や全国各地で踊られている。“よさこい鳴子踊り”とも呼ばれるこの踊りの特徴は、カシャカシャと楽器のように鳴らす「鳴子」が使われること。また、高知のよさこいでは高知の民謡をベースにした「よさこい鳴子踊り」のフレーズが使用されるのが決まりなのだが、 関八州よさこいフェスタでは、地元曲「朝霞音頭」が用いられる。出場チームごとに独自の衣装や踊り方ができるのもよさこいの特徴。朝霞音頭も出場チームにより様々にアレンジされており、聞き比べながら見てみるのもオススメだ。
放送日:7/28(日)16:30〜20:00 生中継
すずめ踊りは、かつて仙台城の新築移転を祝う宴席で、石工たちが披露した踊りが始まりと云われている。踊る姿が餌をついばむ雀のようであり、伊達家の家紋が「竹に雀」だったことから名付けられたそうだ。足で2拍子のリズムを刻みながら扇子を振るのが基本の動きだが、即興的な要素が強く、各団体で様々に振り付けされるのも特徴。お祭りでは、大通りで行われる「大流し」のほか、ステージや路上でも披露されるなど、様々な見方を楽しむことができる。アレンジされたお囃子や、趣向を凝らした衣装と振り付けなど、各団体の演舞の違いに注目だ。
放送日:8/17(土)21:00〜21:55
盆踊りの起源とされる「踊り念仏(拍子にあわせ踊りながら念仏を唱えること)」を全国に広めた宗派 “時宗”の総本山である遊行寺で行われる藤沢宿 遊行の盆。この祭りでは、全国の盆踊りのルーツと関連深い遊行寺に「日本三大盆踊り」に数えられている阿波踊り(徳島県)、西馬音内盆踊り(秋田県)、郡上踊り(岐阜県)が集結。同じルーツを持つとされていても、パフォーマンス性の高いものから神秘的なものまで、各踊りのスタイルは様々。ぜひ違いに注目して見て欲しい。
放送日:8/24(土)16:55〜20:05 生中継
1957年に「高円寺ばか踊り」としてスタートした東京高円寺阿波おどり。本場徳島の踊りを取り入れ、街の人々により育てられることで、現在では踊り手約1万人、観客100万人を超える国内屈指の規模の「阿波踊り」の祭りとなっている。 諸説あるが、徳島(阿波)で元々“盆踊り”と呼ばれていたものが阿波踊りの起源とされ、現在のような形で定着したのは戦後のこと。“手を挙げて、脚を運べば阿波踊り”と言われるほど、誰でも踊りに参加しやすいのが特徴だが、「連」と呼ばれるグループによっては様々な踊り方が見られる。優雅で艶やかな女踊り、ダイナミックでキレのある男踊り、お囃子の鳴り物が特徴的なものなど多種多様。各連を見比べて“推し”の連を見つけてみよう。
放送日:8/25(日)17:00〜21:00 生中継
写真提供:南越谷阿波踊り振興会
「南越谷阿波踊り」は日本三大阿波踊りのひとつにも数えられる約75万人もの人々が訪れる越谷最大級の祭りだ。踊り手のグループである“連”のひとつ「南越谷商店会 勢連」は、徳島県で開催される「全国阿波おどりコンテスト」で同大会史上初の二連覇を果たしたことがあるなど、南越谷阿波踊りの実力は折り紙付き。踊り手たちが次々と街を練り歩く「流し踊り」、照明演出と合わせて踊る「舞台踊り」、ステージや広場で行う「組み踊り」、踊り子たちが囲う輪の中で即興で踊る「輪踊り」など、南越谷阿波踊りでは様々な演出による演舞を楽しむことができる。