東京・葛飾 #40
2024/11/16(土)初回放送
東京・葛飾 #40
2024/11/16(土)初回放送
堀切菖蒲園駅近く、中華料理店が多く並ぶ中で、黄色い看板が目を引く「来集軒」で鍋を振る河野袈太郎さん。
現在89歳。現役で厨房に立ち続けている。
長野から上京したのは14歳の時、もう故郷には戻らないつもりで浅草の来集軒で修行、25歳の時にのれん分けしてもらい独立した。
何を食べても美味いと評判の中華料理一筋73年の味は常連客をうならせる。中でもしっとり食感のチャーハンは卵と玉ねぎ、チャーシューといったシンプルな具材で仕上げた熟練の味だ。
お客さんに愛される理由は人柄と一品一品丁寧に作るという信念と心意気。
このまま元気に続けて百歳で百円ラーメンをお客さんにふるまうのが目標と河野さんは話す。
東京都葛飾区堀切5-5-1
(堀切菖蒲園駅から徒歩3分)
食べたあと、満腹になる。
食べたあと、おふくろの味を思い出す。
食べたあと、幸福感に包まれる。
満腹と、おふくろと、幸福。
で、「ふくあじ」。
その旨さに、うんちくや
理屈なんて必要ありません。
安全な食材さえ使っていれば、
有機栽培や天然ものでなくてもいい。
提供する値段を考えれば、天然だしでなくてもいいじゃないですか。
それよりも大切なのは、
店主とお客さんの間に流れる時間です。
料理人の人柄や優しさに触れて、
心まで満腹になる料理。
作ってくれる人に感情移入することが、
実は最良の調味料だと僕は思うのです。
小山薫堂
(小山薫堂 著「ふくあじ」(エフジー武蔵) より)
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