大阪・鶴橋 #68
2026/1/2(金)初回放送

大阪・鶴橋 #68
2026/1/2(金)初回放送

2022年放送のふくあじで紹介し、監修の小山薫堂さんが訪れたかったお店。鶴橋商店街の入口すぐにあるカウンターのみのお食事処。かつては店名の通り「よあけ」までやっていたが、今は朝から夕方まで。常連たちの憩いの場となっている。
出迎えてくれるのは三代目のご主人奥田泰久さんと妻のさゆりさん。そして四代目になる娘の冬菜さん。
昭和20年に泰久さんの祖母が始めたお店は通う人々の間をつないだり憩いの場として通い詰める常連客が多い。
一番人気の「いわし汁にゅうめん」は、いわしをあっさりとした出汁で煮て、青唐辛子を少し入れた温まる一品。一方、モモコさんが惹かれたのはオムライス。こちらも卵の加減やケチャップライスの味に青唐辛子が効いていて他にはない味わいで二人とも舌鼓を打った。
四代目が働き始めて間もないが、味も雰囲気も継いでいきたいと語っていた。
大阪府大阪市東成区東小橋3-17-23
「鶴橋駅」より徒歩3分
食べたあと、満腹になる。
食べたあと、おふくろの味を思い出す。
食べたあと、幸福感に包まれる。
満腹と、おふくろと、幸福。
で、「ふくあじ」。
その旨さに、うんちくや
理屈なんて必要ありません。
安全な食材さえ使っていれば、
有機栽培や天然ものでなくてもいい。
提供する値段を考えれば、天然だしでなくてもいいじゃないですか。
それよりも大切なのは、
店主とお客さんの間に流れる時間です。
料理人の人柄や優しさに触れて、
心まで満腹になる料理。
作ってくれる人に感情移入することが、
実は最良の調味料だと僕は思うのです。
小山薫堂
(小山薫堂 著「ふくあじ」(エフジー武蔵) より)

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