あなたを注文します ユンホ(東方神起) インタビュー
  • このページをシェアするこのページをシェア
  • LINEで送る

2015/11/01

ユンホ(東方神起)の最新主演作となる韓国ドラマ『あなたを注文します』。本国での放送前から日本でも話題となっていた本作は、手作り弁当屋を舞台に繰り広げられるラブコメディ。ユンホ演じるイケメンシェフ・グクテと、キム・ガウン演じる恋愛ビギナー・ソンアのロマンスを中心に、友情や人間ドラマをユーモアたっぷりに描いた魅力的な作品となっています。今回は主演を見事に演じきったユンホを迎え、作品の魅力や見どころについて語ってもらいました。

まずは今回のドラマの見所を教えていただけますか?

「たくさんあります(笑)! なんといっても、ソンアとグクテがイチャイチャしているシーンが多いですね。キスシーンやベッドシーンはとても緊張したのですが、綺麗に見えるように頑張って撮ったので注目してほしいですね。あとはケンカをするにぎやかなシーンや、感情が昂ぶって葛藤が生じてるシリアスなシーンもふんだんに散りばめられていて、料理が持つ華やかさと2人のラブストリーの甘さを一緒に感じることができるところがこのドラマの魅力だと思います」

原作の小説は読みましたか? 読まれてない場合は、脚本を読んだ時の感想を教えて下さい。

「原作は軽く目を通しました。性格がキツくて、頑固者という点ではグクテと僕はちょっと似ているかもしれません。違う点は、原作のグクデは顔が大きくてイジられたりしていますが、僕はグクテほど顔が大きくないですね(笑)。でも、お皿など、アンティークなものが好きなところは僕と似ているので、グクテというキャラクターを演じる上で少しは役立ったのではないかなと思っています」

先ほどユンホさんが役との共通点を話していただきましたが、役を演じたことで感じた点はありますか?

「もともと頑固者という点で共通点はあったのですが、演じる中でグクテというキャラクターにさらに僕自身の性格を反映させようと思ったんです。素直な性格というか、スネてる時や怒ってる時にはそれを隠さず表に出すという部分は僕とソックリだと思いますね。たくさん似ている部分はあるけれど、やっぱり料理に関してはグクテの方が僕よりずっと上手(笑)。あ、あと周りに気を遣うところも少し似ていますね。グクテを演じたことで、自分のことを振り返るいい機会になったんじゃないかなって感じています」

監督からはユンホさんが号泣するシーンを6時間かけて撮影したというエピソードを伺いましたが、その時はどんな気持ちで演じていましたか?

「実は、泣くシーンは1日でまとめて撮ったんです。3時間も泣き続けるうちにかなり疲れてしまったし、それ以外にも撮らなくてはいけないシーンがたくさんあったので、もう諦めようかなって途中で思った時もあったんですね。でも監督と話して、最後までなんとかやり遂げました。その結果いいシーンが撮れたので、監督もすごく喜んでくれました」

今回のドラマはお料理のシーンも見どころですよね。ユンホさんはファンクラブのイベントで料理の腕を披露されたことがありますが、それが活かされた部分はありますか?

「ファンクラブのイベントで料理をした時は、僕なりにファンのみなさんに楽しんでいただきたくて、わざとふざけた料理を作っていたんですよ(笑)。ドラマの中ではいろんな料理を作りましたが、グクテは料理大会で優勝した経験を持つ役だったので、そこはリアルに見せないといけない部分だと思って気をつけていました。実際のシェフにもいろいろと教えて頂いたので、撮影をしているうちに自分でもどんどん上手くなるのが分かりましたね。特に包丁さばきはずいぶん上達したと思ってます。料理シーンの見どころとしては……そうですね、序盤のエピソードの方が華やかだったかもしれません。あとは、ソンアに料理を作ってあげるシーンが2、3回くらいあったのですが、その時はリラックスしていたのでいい感じに出来ているのではないかと思います。最初はやっぱり包丁を使うということもあって、緊張していたんですね。でもだんだんリラックスできるようになって、暇な時には撮影で余った食材を使ってみんなでラーメンを作って食べたりしていました。」
リアル・ユンホシェフの登場ですね。

ドラマの中では、ファンクラブイベントで披露した見事なエプロンさばきも見れたりしますか?

「実は、エプロンの正しい結び方を今回の撮影で初めて知ったんです(笑)。ファンクラブのイベントでお見せした結び方は僕が勝手にやっていたんですが、実は間違っていたらしく……。正しい結び方があったみたいです(笑)。それを撮影の時に知って、練習しました」
ドラマはもちろん、今後のファンクラブイベントでもエプロンに注目したいと思います。

ユンホさんの演技の評価が数を重ねるごとに一作ずつどんどん高まっていますが、今回の作品に俳優としての経験が反映された部分はありますか?

「映画『国際市場で逢いましょう』が日本でも評判が良くて、すごく嬉しいんです。作品をやればやるほど、いろんなキャラクターに出会い、演技力が伸びるというよりも人格的に多くのことを感じることができるので、それがすごく自分にとっていい経験だと思っています。これからも俳優として、いろんなことを勉強していきたいですね。実際に、この作品を通じてもいろんなことを感じました。これまで知らなかったことや、スキルより真心や仲間との協調が大切であること、様々な人生のあり方など、感じたことがたくさんあります。グクテというキャラクターに出会えたことにとても感謝しているんです。ドラマを見ていただければ、僕が楽しく演技をしていることがきっと分かると思います。逆にそのせいで、冒頭のクールな演技を必要とするシーンで感情を調節するのに苦労しました…(笑)」

ユンホさんにとっても意味深い作品になったのですね。

「毎回寝ずに頑張って撮ったので体力的にはちょっと大変でしたが、とてもいい作品に仕上がって感謝しています。スタッフも含めて周りがみんなひとつになって、自分も頑張って、ずっとみんなで笑いながら本当に楽しく撮った作品です」

最後に、日本のファンの方にメッセージをお願いします。

「このドラマは本当にみんなが一つになって2ヶ月間頑張って撮りました。ただの料理ドラマじゃなくて、その中で人間の友情、恋人同士の愛、家族の愛など、本当大きな愛が詰まっています。個人的には、この前出したアルバム『WITH』が持っている意味とこのドラマのメッセージは同じなんじゃないかなって思っています。なので、このドラマを見ると、気持ち良く心があたたまるのではないかなという自信もあります。これからももっとみなさんに前向きなエネルギーを伝えられるように頑張りますので、『あなたを注文します』をよろしくお願いします!」

取材続きで分刻みのスケジュールの中、インタビューの最後までにこやかに質問に答えてくれたユンホ。取材後、ユンホは日本語で「チャンミンも今撮影を本当に一生懸命頑張っているので、チャンミンの応援もぜひよろしくお願いします!」とまっすぐな目で伝えてくれました。

©2015 SBS Plus. All Rights Reserved

ユンホ(東方神起) 出演番組

おすすめ情報

PageTop