2015/08/10
このドラマは社会で起こる様々な出来事を、コミカルにユーモアと感動を交えながらも鋭く風刺したブラックコメディです。
僕が演じたインサンは、韓国上位1%の帝王的権力を享受しているロイヤルファミリーの息子で、その権力という名のインキュベーターを出て本当の愛を探し求める人物です。
※インキュベーター:生まれたばかりの乳児を育てる保育器のこと。
台本を読むのをすごく楽しみにしていました。実際読んでみると期待していた以上に面白くて感動的で、様々な感情が溢れてきました。本当に幸せを感じましたね。
どうやったら本物に見えるか。手の動き、足の動きなどすべて、インサンの年齢らしくみえるように努めました。資料をみたり、周りの人たちに聞いてみたりして僕自身が思い描いているハン・インサンを作りました。(実際に演じてみて)100%というわけではありませんが、満足しています。
河に飛び込んだことです。1話で飛び込んだ後、「2度と入らない」と言い切っていたのですが、再び飛び込むことになるとは思いませんでした(笑)。台本を見るやいなや、何とも言えない気持ちになりました(笑) 怖いというよりも、プールとは違って、足元はデコボコしていたり大きな石もいくつかあったりするので、怪我をするではないかと思いました。まったく水の中も見えませんので、そういった不安はありました。撮影中は気づかなかったのですが、後から見てみたら肋骨あたりに擦り傷ができていましたね。
色々ありますが、全てを見て頂きたいです。スケールが大きいので、実際のその場面を横から覗き見ているような感じを受けて頂けると思っています。
「風の便りに聞きました(原題)」は皆さんが思われているよりも、もっと面白い作品だと自負しています!ぜひ楽しんでご覧ください!