2015/04/01
私が初めてドラマで主人公を務めることになり、とても嬉しかった反面、プレッシャーも感じましたし、とても心配した部分もありました。
集中して感情をうまく表現できるように気を付けました。あとはイメージ変わるように前髪を切ったり、洋服にバリエーションを持たせたりしました。
雰囲気はとてもよかったです!みんなとても仲が良く、撮影の合間に集まって話をしたり、撮影の前日でも仕事が早く終わった時には、一緒にご飯を食べに行ったりしました。そのため一睡もせず撮影現場に行ったりしたこともありました(笑)本当にそれぐらい仲がよかったんですよ。とても楽しい撮影現場でした!
スケジュールが大変でした。スタッフの方もそうですが、出演者も肉体的にも大変で睡魔との戦いでしたね。そのため台本の覚えも悪くなるしその点は少し大変でした。
RAINさんはドラマ出演も豊富ですし、その上4年ぶりの復帰作になるということで実はとてもプレッシャーを感じていました。でも撮影を一緒にしてみて、とてもフレンドリーに接してくださり、本当のお兄さんのように気を遣ってくださいました。私がプレッシャーを感じているのをRAINさんが気づいて、やりやすい雰囲気を作ってくださったので、とても感謝しています。
RAINさんは、とても面白い方でスタッフからも好かれていました。一緒にいて楽しく、カリスマを感じました。とても器の広い心の優しい男性だと思います。
撮影時期が8、9月から冬だったので、私が風邪を引いてしまったことがありました。その時RAINさんが「暖かくしろ」と自分のダウンを脱いで私に掛けてくれたり、カイロをくださったりと、実の妹のように気を遣ってくださいました。またおいしいものも買ってくださったりと、とてもありがたかったです。
お互いアイドルグループに所属し、演技もするので、心配することが似ていました。エルさんとは撮影の合間にモニターを見ながら話し合ったり、励ましあったり、同じ立場ということで心の支えになっていました。
エルさんはとてもいたずらっ子で、まだ高校生の少年みたいでした。私もまだ幼いのですが、エルさんといると私もなんだか子供っぽくなってしまいます(笑)でもお互い楽しく、よくお喋りして過ごしていました。
セナがピアノを弾き語りするシーンがあったのですが、そのシーンはセナがその事務所に入れるかどうかが決まるという大事なシーンでした。その歌がOSTにも入っている「ぐっと(울컥)」という曲です。その曲はセナの気持ちを表す曲で、私としてもピアノの弾き語りは初めてだったので印象に残っています。セリフは「おじさん~」「タルボン~(ヒョヌクの飼い犬)」を一番多く言いました(笑)
RAINさんをはじめ、他の共演者の方々、またスタッフの方たちと力を合わせてドラマを作り上げることができ、私にとって本当に良い経験をさせてもらいました。私が最初この役を演じることになったのも、今まで演じたことのなかったキャラクターだったからです。今後ユン・セナのような役に出会うことができないと思えるほど、思い入れが強い作品です。
作曲家の方々がどれほど大変なのかが分かりました。撮影の合間にOSTの収録をしたのですが、現場でプロの作曲家の方と音楽監督が大変な思いをし、悩んでいる姿を見て簡単な仕事ではないなと感じました。私もいつも曲を作っていただいている立場ですが、3分のデモテープのために見えない所でどれ程の努力があるのかを知りました。そのため、もっと感謝してなくては、と思いました。
RAINさんは私の表情を見ただけで何を考えているか見抜くほどで撮影開始時からたくさんのアドバイスを頂きました。その上私がほんの少しでも落ち込んでいたらすぐに電話をくれたり、経験談を交えながら励ましてくれたりと全てが私の助けになりました。RAINさんの話は勉強になりましたし、演技から学ぶことも多かったです。本当にRAINさんはプロフェッショナルな方だと思います。
想像もしていなかったことを経験したので、ドラマを終えた今、いろんなことを考えるようになりました。何か月もの間一緒に過ごしてきた方たちとの別れはとても悲しかったし、もっとうまくできたのにという思いもありましたが、眠れない日々が終わったので安心しました。そしてほかの役にも挑戦したいという思いも湧きました。今まで私は音楽に関連した役が多かったので、今度は音楽とまったく関連のない役を演じてみたいと思いました。
平凡な学生役も演じてみたいですし、アクションにも挑戦してみたいです。自立した女性の役もしてみたいのですが、一番やってみたいのは強い女性です(笑)ユン・セナはナイーブなところがあったので、次ははじけた役をやってみたいです。
「僕には愛しすぎる彼女」が4月6日(月)から放送スタートします!ぜひご覧になってくださいね。応援よろしくお願いします!