2015/02/01
新しいキャラクターを演じてみたいと思っていました。それに白衣姿の自分はどう見えるんだろうと気になりましたね。医師役ですが、ユニークな個性を持つ天才医師です(笑)。
私が演じるパク・テシンはたいへん有能な医師なのですが、とても個性が強い人物です。勤めている総合病院には、当然いろいろな規則というか、ルールがあるわけですが、そんなものよりも、患者の命を優先する熱血医師です。
確かに大きな病院では、規則はとても重要です。それが崩れると、秩序が維持できませんから。しかしテシンは、目の前にいる患者を救うことに一生懸命なんです。彼のこういう人間的な部分に、誰しもが共感できると思いますね。そんな魅力にひかれて、出演を決めました。似ている点については…、それはどんな役をやっても、私に似ていますよ(笑)。私が演じるのですから、私の姿が投影されるほかないんです。皆さんのご覧になるテシンには、クォン・サンウの姿がたくさん入っています。
愉快なところですかね。テシンは、普段は愉快な人間です。もちろん、ストレスを受ければ悩みもしますが、時が経てば忘れる性格です。
俳優同士、とても仲が良かったですね。ほんとにうるさくて騒がしいので、撮影ができないぐらい(笑)。とても愉快で面白い現場でした。
そうですね。どのドラマの撮影現場も大変です。時間に追われて。でも、この現場では皆さん私に付いてきて頑張ってくれました。待ち時間も長くて大変ですが、一致団結して撮影に臨みました。
ミンホさんは、以前プライベートで何度か会ったことがあります。かわいい弟みたいなイメージでしたが、仕事をしてみても印象は変わりませんね。チュ・ジフンさんの場合は、私が持っていた印象とは違った方でした。なかなか自分をさらけ出さない俳優も多い中、彼はオープンマインドで、私と話が通じました。ジフンさんとは、いろいろな話をしたと思います。リョウォンさんとは、これまで共演をして、気さくな性格だということは、よく知っています。ヨンソさんは女性ですが、まるで弟(笑)みたいな感じで親しくしました。
演技は別にして、私が覚えているのは…。私の方が社会経験が少し豊富だからなのか、ジフンさんは私にいろいろと聞いてくるんですよ。私は彼にとって、生活に役立つ情報誌(笑)、そんな存在でした。撮影も一緒、食事も一緒、プライベートの話もいろいろとしました。同じ俳優なので悩みも似ていますから。
これだけは言えます。この作品を通じて手術とはどういうものかが理解できました。テレビでリアルな手術場面を見ても、ああこれだなと分かる。その程度にはなりました。社会に不可欠な職業です。苦労も多いし、本当に大変な仕事ですよね。そんな部分が理解できたと思います。
このドラマの現場はちょっと変わっていて、セット撮影の時、食事を作って食べるんです。まるでキャンプみたいに。スタッフたちと肉を焼いて食べたり、キムチチャーハンを作って食べたり。それが楽しみでした。
「メディカル・トップチーム」をご覧になる皆さん。これは私が初めて医師役を演じたドラマです。楽しんでご覧ください。これからも素敵な作品でお目にかかりたいと思います。私の出演したドラマ、ご声援をお願いします。ありがとうございました。