テコンドー

パリ2024オリンピックテコンドーの放送日程

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  • 各種回し蹴りなど多彩な蹴り技が縦横無尽に飛び交う“足のボクシング”
  • 本家・韓国のレベルは高いが、圧倒的でなく各階級とも混戦模様
  • 意外な国・地域の選手が勝ち進み、自国に初の五輪メダルをもたらすことも!

韓国で成立、発展した競技。ヘッドギアなど各種防具を装着した上で対戦を行う。胴体への手による突き、胴体と頭部への蹴りが得点になり、ノックアウトまたは合計得点で勝敗を決定。素早い動きから繰り出される各種回し蹴り、かかと落としなど多彩な蹴り技が特徴で、得点も突きの1点に対して、蹴りは種類に応じて2~5点と高い。選手は主に蹴りを主体に攻撃を組み立てるため、“足のボクシング”とも呼ばれる。2000年シドニー大会から正式競技になり、一貫して男女各4階級が実施されている。2012年ロンドン大会からは、打撃の有効性、強さを正確に判定するため、頭と胴の防具に有効打を感知するセンサーが内蔵されるように。また前回の東京大会からビデオ判定が導入された。

テコンドーテレビ放送予定

※大会期間中の毎日14時頃、最新情報に更新します。

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テコンドー競技のルール

各階級16名が出場。一辺が約3.3m30の八角形のマットで、トーナメント方式で戦う。試合は2分×3ラウンド制で、各ラウンド終了時の得点差による優劣を判定し、3ラウンドのうち2ラウンドを先取した選手が勝者に。また、ラウンド中に一方が12点以上の差をつけた場合、その時点で優勢勝ち。3ラウンド終了時点で同点の場合はゴールデンスコア方式の延長戦を行い、それでも決着がつかなければ主審の判定で勝敗を決める。消極的な試合運びや、つかむ行為などが反則になり、反則が認められた場合は、相手選手に1点が与えられる。ラウンド中に一方の選手が5回反則となった場合、その時点でラウンドは終了する。

テコンドー今大会の展望

本家・韓国のレベルは高いが、近年の成績は突出したものではなく、むしろ群雄割拠の混戦模様が続いている。過去の大会を振り返ると、シドニー大会ではベトナム、2008年北京大会ではアフガニスタン、ロンドン大会ではガボン、2016年リオデジャネイロ大会ではニジェールとヨルダンの選手が表彰台に立ち、それぞれの国・地域に初めての五輪メダルをもたらした。また、イランとコートジボワールは、リオ大会で初めて女子種目の五輪メダルを獲得。五輪競技としては歴史が浅いため、競技が世界に普及する過程で新しい戦術が開発され、伏兵が勝ち進む余地を生んでいるのだろう。実際、最近ではあえて得点が低い突きを中心に攻撃を組み立てる選手もいるという。今大会でも画期的な戦い方を駆使する選手の躍進や、国・地域初のメダリストが誕生する歴史的シーンが見られるかも。日本は男女とも出場権獲得ならず。

テコンドー出場日本人選手

出場なし

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