パリ2024オリンピック開会式の放送日程
提供:Florian Hulleu/PARIS 2024/AFP/アフロ
- 夏季大会史上初めてスタジアムの外での開会式で、パリ中心部を流れるセーヌ川沿いで行われる
- なるべく多くの観客に式を無料で楽しんでもらうという意図のもと企画された
- 最終聖火ランナーは誰なのか、どんな方法で点火するのか、世界中の視線が注がれる
第33回オリンピック競技大会「パリ2024」の開会式は、フランスの首都・パリ中心部を流れるセーヌ川沿いで行われる。夏季大会史上初めてスタジアムの外で行われる開会式になり、数10万人の観客が式を生で見ることができる。前回の東京大会の開会式は史上初めて無観客で行われたが、コロナ禍によりやむなく選択されたもの。今大会の開会式は、なるべく多くの観客に式を無料で楽しんでもらうという意図のもと企画された、革新的な試みだ(エリアによっては入場チケットが必要)。式は現地時間午後7時30分(日本時間深夜2時30分)に、各国・地域選手団のパレードからスタート。約1万人の選手たちは計94艇のボートに乗ってアウステルリッツ橋を発ち、東から西へ6kmの距離を進む。途中でサン・ルイ島とシテ島をめぐり、数々の橋と門を通過。選手たちは船上から、新競技のブレイキンなど、アーバンスポーツの会場になるコンコルド・アーバンパーク、テコンドーとフェンシングの会場グラン・パレなどの競技会場を眺めることができる。パレードがイエナ橋に到着すると、選手たちはトロカデロ広場へ。その後、広場でさまざまな式典とショーが行われる。フランスならではの、華やかで芸術的なパフォーマンスが披露されるだろう。そして式はハイライトである聖火台への点火へ。最終聖火ランナーは誰なのか、どんな方法で点火するのか、世界中の視線が注がれる。