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パリ2024オリンピックブレイキンの放送日程

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  • ヒップホップカルチャーから生まれたダンススポーツ。今大会唯一の新競技!
  • 試合は1対1の対戦形式。選手のアクロバティックで独創的な動きが見どころ。
  • 日本の競技レベルは高く、日本選手団旗手の半井重幸らメダル候補がそろう。

今大会唯一の新競技。1970年代のアメリカでヒップホップカルチャーをルーツに誕生したダンスが、ルールが確立されて競技化したもので、1990年代から国際大会が各地で開催されるようになり、世界中に広まっていった。選手のアクロバティックな動きと、MCやDJによる演出が一体となって生まれる熱気が大きな魅力だ。選手は男子が「Bボーイ」、女子は「Bガール」と呼ばれ、演技は主に立って踊る「トップロック」、しゃがんで足さばきを見せる「フットワーク」、回転技などの大技「パワームーブ」、流れの中で体を静止する「フリーズ」の4要素で構成される。どう技を組み合わせて個性をアピールできるかがカギになり、DJがその場で選んだ曲に即興で動きを合わせて踊る対応力も重要だ。

ブレイキンテレビ放送予定

※大会期間中の毎日14時頃、最新情報に更新します。

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ブレイキン競技のルール

試合は1対1の対決形式で行われ、選手は赤と青のコーナーに分かれ、音楽に合わせて交互に踊る。各ラウンドで9人のジャッジが「ボディー(身体能力)」「ソウル(踊り方)」「マインド(自分らしさ)」を軸に、「技術性」「多様性」「完成度」「独創性」「音楽性」の5項目で採点して勝敗を決める。出場選手は男女とも16人、各国・地域から男女各2人まで出場できる。まず4組に分かれてリーグ戦を実施。リーグ戦は各組とも総当たりで1試合2ラウンドの計6ラウンドを行い、勝ったラウンド数で順位を決める。各組2位までが決勝トーナメントに進出。トーナメントは1試合3ラウンドで、勝ったラウンド数の多い選手が勝ち上がる。

ブレイキン今大会の展望

日本は男女ともに2人ずつが出場権を勝ち取った。男子はダンサーネーム・Shigekix(シゲキックス)こと半井重幸と、Hiro10(ヒロト)こと大能寛飛が出場。今大会の日本選手団旗手にも選ばれている半井は、初代五輪金メダリストを目標に技を磨き、2022年のアジア大会を制して早々と代表の座を確保。2022年世界選手権2位、2023年3位と実績を積み、有力な金メダル候補としてパリに乗り込む。大能は五輪予選シリーズ2戦の合計で五輪切符をつかんだ。成長著しい19歳がパリでも輝くか。女子はAMI(アミ)こと湯浅亜実と、AYUMI(アユミ)こと福島あゆみが代表に。世界選手権では湯浅が2019年と2023年、福島が2021年に優勝するなど実力に疑いはない。2人そろっての表彰台も十分期待できる。

外国勢は、2023年世界選手権男子優勝のビクター・モンタルボ (アメリカ)、女子優勝のドミニカ・ベネビッチ (リトアニア)に注目。ダニス・シビルら開催国のフランス勢も観客の声援に後押しされて、目覚ましいパフォーマンスを披露しそうだ。

ブレイキン出場日本人選手

半井重幸(Shigekix)
大阪府/初出場
大能寛飛(Hiro10)
石川県/初出場
湯浅亜実(AMI)
埼玉県/初出場
福島あゆみ(AYUMI)
京都府/初出場

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