パリ2024オリンピック体操の放送日程
写真:西村尚己/アフロスポーツ
- 前回東京大会団体総合銀メダルの日本男子は王座奪回が至上命題。東京5位の女子もメダル獲得に挑む
- 男子個人総合は連覇に挑む橋本大輝と岡慎之助に期待。中国勢がライバルか
- 女子はアメリカのエース、シモーン・バイルスに注目。東京での途中棄権から3年。五輪の舞台で再び輝くか
1896年の第1回アテネ大会から実施されている伝統競技。徒手またはさまざまな器具を用いて演技を行い、技の難度、美しさ、安定性などを競う採点競技であり、男子はゆか、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒の6種目、女子では、ゆか、段違い平行棒、平均台、跳馬の4種目からなる。採点方法は長年、10点満点制が採用されてきたが、技が高度化して10点が何度も出るようになったことで廃止。2006年から技の難易度を得点化した上限なしのDスコアと、演技の出来栄えを10点満点から減点して評価したEスコアの合計得点を争う方式になった。
まず予選が実施され、各選手は団体総合、個人種目それぞれの決勝進出をかけて演技を行う。団体は12チームが出場、東京大会は1チーム4人だったが、今大会は5人編成。5人中4人が各種目を演技し、上位3人の合計点がチームの得点に。予選上位8チームによって行われる決勝は、各種目3人が演技して得点を合計する。個人総合は予選の合計得点上位24人(1カ国・地域2人まで)が決勝へ。種目別は予選上位8人(1カ国・地域2人まで)が決勝へ進む。